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最後の追い込み!


澄音会大正琴コンサート2006もいよいよ一週間後に迫った10月15日の日曜日。

澄音会本部にて各教室との合同練習を行いました。初めての合同練習とあって、みんなも緊張気味。

各教室が初めての手合わせをするプログラム等、順調に進行。最後は澄音会の十八番「尾張宗春音頭」で大正琴・唄・踊り・二胡・和太鼓で最終仕上げ。練習後はみんなでホッとひといき。雑談を交わしながら一致団結!!

あと1週間・・”コンサートの成功”を祈願してがんばろう!

>>澄音会大正琴コンサート2006

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大正琴マラソン演奏会


3連休を前にしていよいよ秋の演奏会ラッシュの始まり!かわきりは9月15日大須演芸場・奥様ジャーナル主催の読者招待観覧会にて恒例の大正琴演奏。既に10年以上出演を続けているだけあって、澄音会のメンバーも落ち着いたもの。童謡から邦楽、燃えよドラゴンズ等、4曲を満員の客席を前にご披露致しました。今年は二胡の熊沢さんも加わって頂き演奏を一段と盛り上げて頂きました。

続いて二日目、9月16日は地元幅下小学校でトワイライトスクールのチビッコの皆さんと敬老会での演奏!70歳以上の元気なお年寄り大勢の前で童謡二曲を披露しました。 一生懸命に演奏するチビッコと童謡を懐かしそうに笑顔で聞き入るお年寄り何とも微笑ましい一日でした。

そして最終日三日目、9月17日は午前に安城高棚小学校での敬老会!午後は三重県大安町専福寺での三村合同による敬老会での演奏会と続きます。

高棚敬老会での演奏にはベテランに混じって初出演の小学校3年生の華ちゃんも参加。赤い靴・ちいさい秋見つけた・上を向いて歩こうの3曲を披露!満員の会場から大喝采を浴びていました。

予定より20分程遅れたため後かたづけもそこそこに次の会場大安町へ・・・23号線から名古屋高速~名阪へと途中渋滞もなく予定通り会場へ無事到着!別働隊が先に会場の準備を終えており先ず一安心!!

大安町専福寺では1時から地区長の開会の辞に始まり、来賓の市長到着のあいだに参加者全員による読経が始まる。お寺で開かれる敬老会ならでは・・・やがて市長も到着!祝辞後、高齢者の表彰など粛々と式典は進んでいきました。

さあ~!いよいよ大安町教室の皆さんとの大正琴演奏会の始まりだ!鮮やかな藤色の澄音の着物で飾った艶やかな綺麗所の顔にも緊張感が走る・・・大正琴のワンマンショーの開始!!名古屋教室の千秋の司会進み、荒城の月ほか、ご当地ソング”石ぐれ小唄”を含む9曲を披露。アンコールの声援を受けて、暴れん坊将軍のテーマソングで計10曲を披露しました。

三日間に亘る大正琴マラソン演奏会も無事終了!! いずれの演奏会も大好評で終れることが出来ましたことに深い喜びを感じます。

ご参加頂いた生徒さん始め、スタッフの皆さんのご協力に厚く御礼申し上げます。

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秋の大正琴演奏会


朝晩秋の風情を肌に感ずるこの頃となりました。 

先日は恒例のノリタケの森でのミニ・コンサートもキッズ達を始め出演者の頑張りで大変に好評で終わる事が出来、喜びも束の間、いよいよ秋の演奏会のラッシュです。

9月15日は大須演芸場、16日は幅下敬老会、17日は午前が安城芸能祭と午後が三重県大安町敬老会と澄音会各教室の生徒さんも大忙し・・・皆さん健康に気を付けて演奏を楽しんで下さい。 

10月は第23回発表会をメインに各地の文化祭参加。その他施設での慰問演奏等目白押し。今年もアッという間に終わりそう!

地域の皆さんに大正琴の音色を楽しんで頂こうと初めた澄音会もここまでお座敷が掛かるとみんなも気合いが入って大張り切り。   

さぁ~ 新曲作りにがんばるぞ-♪


脳梗塞と大正琴。そして感謝!


比較的高齢者が多い生徒さんに対して、常日頃から健康に注意して過ごすようにと口癖のように云っていた私が今回、この様な病に出くわすとは、全く晴天の霹靂でした。結果的には、約2週間程の入院生活で、ほぼ後遺症も少なく退院出来たことは、医療関係者も驚くばかりでした。之も、指を動かす職業で毎日のように大正琴のお稽古に取り組み、また朝晩欠かさぬウオーキングを続けてきた賜物と感謝する次第です。

二週間前の朝、いつものように名城公園をウオーキングしての帰り道、何となく右腕肘に脱力感を覚え、帰宅後整髪の為のチックを右手で握ると握力が無く、違和感を覚えた。早めに朝食を済ませ、早速教室へ。職業柄大正琴に取り組み二・三曲弾いて見た。

いつものようにスムーズに演奏できた。安心して、午前を過ごし、昼食後、いつもの様に座椅子に座りテレビを見て時間になったので教室に行こうと立ち上がろうとしたら、なかなか、立ち上がれない、それでもどうにか立ち上がって玄関から外に出て教室に向かった。
道路を渡ろうとしたら今度は右足が思うように動かず足が縺れそうに成った。直ぐに自宅に引き返すと異変に気づいた家内がかかりつけの医者に連絡、安静の状態でとの指示のもと、直ちに救急車を呼んで名古屋第一赤十字病院へ。
初めての経験で車内は良く揺れた。
その間、我が身に何が起きたのか、頭の中を色んな事が走馬燈のように駆けめぐる。着後、待ち受けた医療スタッフが担架から担架へと移し替え直ちに点滴と簡単な問診が始まる。本人もようやく安堵感を覚える。

幸いに、右手の指を動かしてみると、何とか動き、またまた、一安心。
さぁ、治療方針も決まった!いよいよ闘病生活だ。
早速、家族の者に大正琴を病室にもってくるように頼んだが「未だ早尚」と相手にしてくれない。二・三日は我慢したが体が我慢出来ない。 四日目には音を出しても迷惑に成らない場所を見つけ愛用の大正琴をもって来てもらった。

毎食後、30分ずつのレッスンが始まった。最初はスローな「荒城の月」から始め八符音譜が多い「影を慕いて」そして16音符主体の「人生劇場」に挑戦!
なかなか返し弾きがうまくいかない。焦るな!と我が身に言いきかせる。回数を重ねるごとにピックの先に思いが伝わるように成ってきた。退院決定 二日前 「かっぽれ」や「元禄花見踊り」に挑戦、何とか弾きこなせる様になった。少しずつ自信が蘇る。
退院前日  いよいよ入院生活最後のレッスンとなる。本格的自信を取り戻す為に九弦大正琴でしか表現できない「津軽じょんがら節」に挑戦,しかしながら、繊細な表現がなかなかうまくいかない。 復帰後の更なるレッスンの課題として院内でのお稽古を終える事にする。

適切な処置を施して頂いた第一日赤病院の医療スタッフの皆さん、留守を守る家族全員の温かい愛情、そして師範代として私の代役を努めてくれたS子さん。  
有り難うございました。     感謝!

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