復興の祈り込め大正琴演奏♪


20120310shikemichi

今年は冬が長く寒い日が続いていますが、
演奏会当日は春が近づいたと思わせる暖かい日和。

土壁の蔵で演奏は初めてですが、
四間道・那古野界隈の魅力再発見イベントで
屋根神ウォークで歩いている方、ものづくり文化の展示
四間道写真展をみてまわる方、大正琴コンサートを
聴きに来てくださった方など会場には入り込めない程
多くの方々に集まっていただき立ち見の方までいらっしゃいました。

さて、大勢の人が溢れる中で私たち澄音会の大正琴演奏を始めました。
また、演奏会当日3月11日は一年前に起きた東日本大震災の日です。
まだまだ悲しい思いは消えませんが、遠いところからですが
少しでも癒してもらえるようとの思いを込めて大正琴の音色を届けました。

「荒城の月」「さくらさくら」「元禄花見踊り」で春を感じて頂き、
異国の春を思ってロシアメドレーを。そして大正琴100年を祝って
大正琴ならではの「影を慕いて」を心をひとつにして弾きました。

最後には東北人の逞しく頑張るところを象徴する「津軽じょんがら節」を
復興を願って澄音会の若手が力強く弾いてくれました。
会場の人からもっと聴かせて欲しいとアンコールまであり、
一日も早く春が来るようにと「春よ、来い」を会場の皆さんと復興を祈って
琴の音を響かせました。

長時間にも拘わらず、皆さん聴き入ってくださり大きな拍手で応援して
頂きました。ありがとうございます。

会場の外では綿帽子を被った可愛らしい花嫁さんが人力車にのって
四間道を歩いて行かれました。
花嫁さんの姿を見て、今は白髪も多くなりましたが
○十年前の私の花嫁姿も初々しかったのでは・・と思い出しました。

SHIZUKO

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>>蔵の街・四間道ギャラリー大正琴演奏会レポート

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