「雨降りお月さん」
大正14年(1925年)
児童雑誌「コドモノクニ」で楽譜つきで発表された童謡シリーズ。
童謡や日本の流行歌に大きな足跡を残した
中山晋平と野口雨情の黄金コンビによる代表曲。
三拍子のリズムでロマンチックに表現された雨降りお月さんは、
始めは1番と2番が別々の曲でしたが
作曲者の提案でのちにひとつの曲になって発表されたため、
1番と2番のメロディが若干違うところも面白い。
ボンヤリとした月明かりの中で雨に濡れながらひっそりとお嫁入り。
ちょっぴり切ない6月の花嫁さんが想像できます。
哀調をおびた大正琴の音色と相性の良い曲です。
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