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大正琴のナルダン楽器 TOP > 大正琴モニターレポートトップページ > 大正琴モニターレポート第2回
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【今回のモニターさんデータ】
愛知県在住 Oさん/ 36歳  
使用大正琴/ ナルダン26鍵大正琴(レギュラータイプ) 大正琴調律器
教則本/ 大正琴しらべ  演奏指導カセットテープ 
大正琴経験 / なし
レッスン開始日 / 平成21年4月17日よりスタート
レッスン頻度 / 週に2回ほど 1回 30分〜40分
ご本人コメント /
大正琴体験をしたことがきっかけです。8月に出産を控えて自宅でのんびり時間があるからチャレンジしてみようと思いました。
今回モニター第1号さんになっていただいたOさん。
名古屋探訪ツアーのなかで大正琴体験をされたことをきっかけに大正琴に興味を持っていただきました。
大正琴未経験者のOさんには大正琴、教則本、カセットテープ、大正琴調律器を使ってご自宅で3ヶ月間大正琴にチャレンジしていただきます。
そしてまずは2ヶ月経過したOさんに様子を伺ってみました。
  【6/19 第2回目の報告会】

 ●そろそろ音合わせにも慣れてきた頃ですね。

【モニターさん】
「何だか開放弦の音が違うように聞こえるんですけど気のせいでしょうか・・・」

【店長】
気にされていた開放弦の調弦を、実際に調律器を使って調弦してみたところ、原因は半音高くなっていました。
毎日調弦を習慣にされたことで、知らず知らずの間に、音の違いも聞き分けられるようになったようですね。スゴイ進歩です!
音が変だと気になったときはその都度、調弦器を使って音合わせをてみることも大切ですね。
弦楽器の調弦は、気温の変化で微妙に変わってきます。
暑い時は弦がゆるんで音が低くなりやすく、逆に寒い時は弦がしまって音が高くやすくなります。
調弦器を使えば簡単に音合わせも出来ますので正しい音で気持ちよく、曲を口ずさみながら練習してみることも楽しいですね。

 ●左手の指使いはどうですか?

【モニターさん】
「はじめる前に調弦器を使って調弦をしてから、基本練習それから練習曲に挑戦しながら少しずつ指がスムーズに動きやすくなってきました。
指番号の一は親指、二は人差し指・・・ということも迷わなくなりましたね。 ただ、楽譜の指番号と数字譜を同時に見ながら練習することはまだ迷いがあるけどできる限り指番号通りに忠実に弾くように心掛けています。
練習曲も1曲ふえて、楽しく進めていますよ。」

【店長】
1ヶ月に1曲ずつチャレンジされて、なかなか早いペースで進んでますね!
指番号通りにきちんと弾くことや基本練習の習慣がしっかり身に付いてきているので左指のボタン押さえがしっかり出来るようになって次の指へ移るタイミングも良くなってきたOさん。
教則本をガイドにきちんと進めていけば、ご自宅レッスンでもお教室でレッスンするようにマスターできるようになってきています。

 ●音出しについてはどうですか?

「曲は最後まで弾けるようになってきましたが、逆に正しい良い音が出ているのかが気になります。まだ時々ビシャビシャという音が出てしまうことがあるんですけど・・」

前回も気にしていたビシャビシャと音がビビってしまうのは、左手の鍵盤ボタンをしっかり押さえる事と右手の弦を弾くタイミングが同時になってしまった時に音が割れたようになってしまいます。
コツをつかんでしまえば難しくはないのですが、実はこういう方が多いんですね。
右手のタイミングを少し遅らせながら弦を弾くのがコツです。特に、高音から低音へ弾く時には気をつけて弾くと良いですね。Oさんもクリアな音に近づいてきていますから、あと一歩です。
良い音が出た時はそのタイミングを忘れないように繰り返してみるといいですよ。

 ●練習曲はどうですか?

「教則本の順番に1ヶ月目は”さくらさくら” 2ヶ月目は”荒城の月”にチャレンジしてます。イメージがつかみやすい曲だったので練習もしやすいです。荒城の月は覚えるのも早くなりましたよ。」

演奏指導カセットテープで音を確かめながら音の出し方や曲の模範演奏を何度か聴き比べたりして練習するといいですね。きれいな音で最後まで曲が弾けるようになれば、もっと楽しくなります。
更に、表現力を豊かにするトレモロ奏法を取り入れてみたり、リズム伴奏を付けて一緒に弾いたりすると、大正琴の可能性はドンドン広がって楽しくなってきますよ。
>> 伴奏を使った演奏例
「相変わらず家のワンちゃんは練習をはじめると隣で居眠りしはじめるんですよ。
琴の音が気持ちいいのか・・・あきれてるのか・・(笑)
生まれてくる赤ちゃんも大正琴の音を聴いたらよく寝てくれるといいんですけどね・・子守歌の変わりにならないかな。」


それでは「荒城の月」を弾いてもらいましょう♪

この音声をお聴き頂には、Windows Media Playerが必要です。こちらの専用ページよりダウンロード(無料)して下さい。

いよいよ次回は、練習曲に伴奏を付けて一緒に弾いてもらおうと思います。
「私にできるかしら〜」と言いながら、前奏部分を伴奏に合わせてチャレンジしてもらったところ・・かなりノリノリになってきました。練習曲がしっかり弾けるようになれば、伴奏のリズムに合わせて弾くこともそんなに難しくはありません。
伴奏を付けることで独奏でも臨場感が出てきますので、曲のイメージも表現力も豊かになって楽しくなってきますよ。
さて、演奏家さんの第一歩となるのでしょうか・・・次回が楽しみです。
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