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ナルダン大正琴歴史館へようこそ。珍しいレトロな大正琴をぜひご覧下さい。
名古屋を中心に作られていた大正琴も、昭和16年太平洋戦争に突入し、歌舞音曲の自粛や嗜好・贅沢品等の統制が実施され、一部の業者が機械などを三重県に移して製造された貴重な大正琴。三重県昭和楽器組合の「検査證」のラベルが大正琴の裏に貼られている珍しいもの。
戦前・戦後の時期を通じて大正琴はオモチャ屋さんで良く売られていた為、子供用に作られた物。小振りなサイズでカラフルな色使いが特徴。楽器というよりオモチャ感覚で購入する人も多かったそうです。
珍しいフタ付きの大正琴。昭和の前半に主に輸出用として作られました。特に大正琴の高い音色は、中国・満州の人達に非常に適した楽器だったようで、当時は10〜20万台の数が出荷されたそうです。
昭和30年頃に作られた大正琴。このころから鍵盤はプラスチックで作られるようになりました。天板に描かれている富士山の絵は、2本の筆を使って手書きで描かれ、ちなみに絵付け代は1枚11円位だったとか。
昭和37年、それまで「NagoyaHarp」の商標で出荷されていた大正琴のラインナップに「NardanHarp」として新たに加わった商品で従来の鉄の棒状の糸巻きからプラスチックのつまみに変わった第1号です。
昭和50年にメーター琴(約96cm)として発売。当時国交正常化と成った韓国にギター製造の技術指導に当社が携わっていた事から、韓国の特産の貝技術を大正琴に取りいれ、メキシコ貝をあしらった豪華絢爛な御所車のデザインを施した天板です。
               ◆毎年6月6日は楽器の日◆

此の謂われは、古来、お稽古ごとを始めるにあたっては、6歳と6ヶ月より始めると良いとか、6歳の6月6日が良い等諸説色々有りましたが、1970年代に入りこれらの数字に因み、全国楽器組合に於いて「6月6日を」楽器の日と定めた次第です。
ナルダン大正琴では此の記念日をを間近に控え、昨今老若男女を問わず大正琴への感心が非常に深く高まって入ることも有り、大正琴が大正時代の初期、名古屋大須の住人 森田悟郎氏によって発明され、全国的に発売された名古屋の産物で有ることを、改めてご紹介がてら、ナルダン大正琴の歴史を簡単にご披露申し上げたいと思います。

                Nardan(ナルダン)

此の商標は、戦後、シベリアから帰国した初代岩田初由がギターの製造に着手、弾けば良く鳴るのイメージで「Nardan」のブランドを立ち上げ、良質の単板で作られたナルダン・ギターは愛好者や専門家の皆さんから大変なご好評を頂いていました。
 大正琴は、戦後の復活に向けて立ち直りを見せた職人さん達を集めて大正琴の製造に取り組み、新製品としてプラスチックが開発されたのをいち早く取りいれ、鍵盤やコマに使用し 製造の準備に入りました。戦後暫く、国民の皆様の耳から遠ざかっていた大正琴の音色が昭和27年民放のラジオ復活に伴いラジオ・ドラマ「人生劇場」のバックに大正琴の音色が流れるようになり、市場にも大正琴が、少しずつ、出回るように成りました。
 大正琴の昭和30年代の後半からは楽器本来の音程・音色などメロディ楽器として、確実性を出す為に従来の鉄棒状の糸巻きから現在ギターの糸巻き式が使用され、従来の”Nagoya Harp”に加えて、新しく”Nardan Harp”が誕生したのです。
 ナルダン大正琴の特徴は琴に適した原木の選別から始まり十分な乾燥と管理に依る単板の生の音色に有ります。この製法は現代でも受け継がれ低価格品から高級品に至るまで、さわやかな澄んだ音色となって、大勢の愛好者の皆様にご愛用頂いています。エレキ大正琴に就いても、当社はいち早く開発に取り組みましたが、当時は音響のアンプの価格がはるかに高く、余り需要が伸びませんでしたが、昭和40年代の半ばになるとラジオ・カセットが全国的に普及し始めたため、アンプ代わりに使用する事に着目、改めてエレキ大正琴を発売したところ、大変ご好評を得ました。
 昭和50年前後より大正琴の愛好者の層も、徐々に、変化を見せ始め、従来、独学で演奏して楽しむのが主でしたが、大正琴演奏者による楽譜の普及等、文化教室やグループで楽しむ機会が増え、全国隅々まで、大正琴が普及して需要も安定して参りました。
 ナルダン大正琴も、更なる音色に挑戦、高品質の五弦大正琴から九弦大正琴の製作に専念、その音程の確かさ、澄みわたった音色は演奏者の皆さんに、大変、喜んで頂いております。
そして20世紀から21世紀をまたぎ、インターネット通信網によるワールドワイドな配信、小学校トワイライト・スクール指導など、更なる進化を続け、大正琴の音色が皆様の人生の糧としてお役に立てばと願ってやみません。
今後とも、ナルダン大正琴をご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。
●現在のナルダン大正琴ラインナップは▼こちら●


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