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2009年3月7日(土)毎年春に開催される「新・ものづくり文化の館」イベント。
そもそも名古屋の街は今から400年前、名古屋城築城から始まると云われています。
清須にあった街をそのまま移す「清須越し」が行われ城下町が形成されました。
そこで東海道や中山道を結ぶ美濃路エリアが栄え、ものづくり職人が多く誕生し現代に引き継がれています。
その伝統文化に携わる皆さんとのコラボイベントがこの「新・ものづくり文化の館」です。
今年は名古屋の中心より南に位置する若者達で賑わうナディアパークが会場となりました!流行に敏感な人達が集まる街の中心で、名古屋職人さんの伝統的なものづくりの技を披露。
”見て、触れて、体験する”をテーマに、実際に様々な体験ができるワークショップコーナー等も多数設けられました。
さて、ものづくり魂に遊び心が加わり発明されたといわれる大正琴!
名古屋生まれの大正琴を製造するナルダン楽器では、”見て、触れて、体験する”をテーマにステージでの大正琴アコースティックライブや一般の方々にもステージで演奏体験ができる楽しいワークショップなどを開催しました!
様々な”ものづくり体験”を通して、名古屋の素晴らしい伝統文化を多くの方々に知って頂く良い機会になりました。 |
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大正琴誕生から間もなく100年!
江戸時代から伝わる伝統曲から平成の流行歌まで、様々なジャンルの名曲を大正琴の生の音色にのせてお届けした大正琴アコースティックライブ♪
特設ステージでは、名古屋で活動をしている「大正琴澄音会(すみねかい)」の皆さんによる大正琴の生演奏ライブが披露されました。
日本の名曲百選にも選ばれている名曲”荒城の月”や大正琴で奏でる名曲といわれる古賀メロデイの代表曲”影を慕いて”など大正琴の音色にピッタリの哀調おびたメロデイが会場に心地よく響き渡っていました。
そのなかでもガラス張りのモダンな会場で奏でられる伝統的な邦楽曲の生演奏には、足を止めて聴き入る若者達も・・・クラッシックとモダンの融合した大正琴アコースティックライブを見て、贅沢なひとときを味わって頂いたようです。 |
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会場に展示されたふた付大正琴や子供用大正琴など戦前モデルの珍しいレトロ大正琴!
ブリキのボタンや手書きの絵付けなどを懐かしいね〜と眺めるご年輩の方や大正琴関連書籍を熱心に手にとって読んでいる学生さんなどはデザインのバリエイションが豊富で奥が深い楽器ですね〜と大正琴100年の歴史に触れて頂きました。 |
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体験するをテーマに、ステージ上では体験ワークショップも開催。
「15分で簡単に大正琴はマスターできるかな?」実際に一般の方々にも演奏にチャレンジして頂きました。
今回は課題曲「さくらさくら」を各ステージ合わせて老若男女10名のみなさんに挑戦して頂きました。
まず制限時間内に大正琴の基本操作を憶えて頂くためにわかりやすく左手の指に指番号シールを貼って頂きました。(子供みたいだと・・なぜか大人の方にウケていました)
続いて右手でピックを挟んで持ち弦の弾き方などを簡単にレクチャーします。
基本的な音出し練習をしたところで、いざ課題曲に挑戦!!
鍵盤ボタンの数字と楽譜に表記されている同じ数字を押さえながら弦を弾いていきました。なかなか始めは皆さん思うように指が動かない様子でしたが、5分、10分と時間が経つにつれ指の動きもスムーズに。
先程ステージ演奏したメンバーにも手ほどきを受けながら、制限時間が来たところで、参加者の皆さんには伴奏に合わせてステージ上で「さくらさくら」をみんなで一緒に演奏披露して頂きました! |
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●まずは簡単な課題曲(さくらさくら)を各自制限時間内(15分)でおけいこします。 |
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【ピックの持ち方から楽譜の見方・指番号の押さえ方など】 |
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●その後、練習した課題曲を伴奏に合わせて演奏します! |
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【5人で1組のグループでチャレンジして頂きました】 |
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●途中、音やリズムを間違えるとその場で終了となります。 |
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●間違えずに最後まで弾けたら合格!景品をプレゼントします! |
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■おけいこ時間 15分 |
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たった15分の短い時間・・・少々無謀な企画かと思われましたが、見事最後までクリアできた人は、、、ナント2名もいらっしゃいました!(スゴイ!!)
「意外に簡単に弾けて楽しかった」という方。
「なかなか奥が深そうなので、ハマッてしまいそう」という方。
参加して頂いた皆さんは大正琴に全く始めて触ったという方ばかりでしたが、チャレンジして頂く間にどんどん引き込まれていくように真剣な表情に変わられて、みなさんとても楽しそうに体験して頂きました。ありがとうございます。 |
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