大正琴澄音会すみねかい
大正琴の澄んださわやかな音色と人と人の輪を大切にしています。
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平成31年2月8日(金)平成も間もなく終わり新しい時代を迎える前に、古き良き時代から親しまれ続ける大正琴の音色を名古屋とは縁深い日本初の女優として海外でも活躍し”マダム貞奴”として知られた川上貞奴が女優引退後に実業家として名古屋で過ごした邸宅を復元した、文化のみち二葉館の開館十四周年を祝う『ふたばの日』記念イベントにて澄音会が名古屋発祥の楽器大正琴で華やかにお祝いさせて頂きました。
 
 
 
 
 
色鮮やかなステンドグラスや螺旋階段など大正時代に建てられた和洋折衷な大正ロマン漂う洋館の大広間には、予想をはるかに上回る一階二階まで立ち見が出る程の満員御礼の大勢の方々にご来場頂き誠にありがとうございました。
華やかなステンドグラスを背景に大正琴と二胡によるコラボレーションステージでは『大正ロマンの調べ』をテーマに邦楽洋楽映画音楽をはじめノスタルジック&モダンな楽曲をお届け致しました。
 
オープニングは『ふたばの日』を祝って華やかな邦楽曲より「元禄花見踊り」での幕開け。
前半は日本最古の民踊はじめ沖縄の子守歌など邦楽を中心にノスタルジックな音色をセレクト。日本で初めて「アイ・ラブ・ユー」の英語の歌詞が取り入れられた懐メロ「星影の小径」などをメドレーにアレンジしてクラリネットとのコラボバージョンも織り交ぜながらロマンティックな演出でご披露致しました。更には川上貞奴さんが海外で”マダム貞奴”といわれるきっかけにもなったという縁の楽曲「娘道成寺」を、大正琴では珍しいソロ演奏を澄音会の若手メンバーが九弦大正琴を駆使してダイナミックな表現力でご披露すると会場からは大きな拍手が湧き、大正琴の生の音色の魅力を感じていただけたようでした。
後半はガラリと雰囲気を変えイタリアやアメリカの映画音楽のテーマソングなど洋楽を中心にモダンな音色をご披露致しました。
また会場の方々にも手拍子のリズムで参加していただき行った即興ライブではご来場の皆さまにも楽しんでいただけたようでした。
そして最後はアンコールまでいただき一足早く「うれしいひなまつり」を全員で大合唱♪
ご来場頂きました大勢の皆さまと二葉館の開館記念日『ふたばの日』をご一緒に御祝いさせていただきました。
今回は”大正ロマン”をテーマにハイカラ時代にタイムスリップ気分を味わっていただければと、女性陣は衣装も大正時代の女学生風な羽織&オリジナル結び羽織紐&袴姿のコスチュームを取り入れました。それぞれ違う羽織姿がステージをとても華やかに彩り、大正から昭和初期にかけて流行した年代物のアンティーク銘仙やお嫁入り道具のひとつとして誂えた大切なものからお母さまの形見など、懐かしい想いと共にねむっていた羽織が新たに衣装となってよみがえり、”陽の目を見る”ことになりましたw^^w また男性陣は蝶ネクタイにハットと今話題の大河ドラマ”いだてん風”のモボスタイルで登場!今回の衣装も二葉館の雰囲気にピッタリだったとご好評いただきました。
更に午後からはプロヴァイオリニスト高橋誠アコースティックDUOによるヴァイオリンとピアノのライブステージ。
タンゴやジプシー音楽など世界を旅しているかのような世界観が表現され伸びやかな音色の響きが会場内を包み込む贅沢な時間でした。
その他にも川上貞奴愛用品や着物コレクション、雛人形展示と様々な内容盛りだくさんで行われた『ふたばの日』記念イベント。
また一足早くひな祭りを祝って、陽の目を見なくなったお雛様が姿を変えて新たな福を呼ぶ”福寄せ雛プロジェクト”のプレ公開として、二葉館では姿を変えたあるお雛様”貞奴”ならぬ”冷奴”が館内の何処かにひそんでいるというので”冷奴を探せ”ミッションでも盛り上がっていました^^
 
 
 澄音会では今回のテーマ『大正ロマンの調べ』に合わせて大正ロマン漂うハイカラ羽織袴姿でシチュエーション作りもさせていただきましたが、ご来場いただいた方の中にもお着物姿の方やモガスタイルの方がいらっしゃったり、華やかな”ハレの日”にお招き頂きありがとうございました。楽しいひとときを過ごさせていただきました。ご来場いただきました皆様ありがとうございました。出演者の皆さんもお疲れさまでした^^
 
 
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