先日4月2日（木）円頓寺商店街（名古屋市西区）とパリにあるパノラマ商店街が姉妹提携を結ぶ調印式が行われました。
その後行われた懇親パーティで大正琴をお祝い演奏させて頂きました。
今回は名古屋発祥の大正琴の音色をフランスの方にも聴かせてほしいとお招きました。

調印式と懇親会パーティは前日にリニューアルオープンしたばかりの「西アサヒ」で行われました。
地元では名古屋老舗喫茶店で知られた「西アサヒ」がカフェ＆ゲストハウスとして外国人も利用しやすい民宿も併設され海外の方との交流の場にもピッタリな会場で行われました。

さて調印式は地元の方も参列できるアットホームな雰囲気のなかで行われ、地元テレビでも生中継で紹介されていました。

懇親パーティでは、まず日本らしい伝統儀式、お祝いの鏡割りで乾杯！
円頓寺商店街の高木理事長さんとフランスからお越しのパリ商店街のローラン理事長さんも、なんと粋なお着物姿！
とても素敵に着こなしていらっしゃいました。

まずはアコーディオン生演奏「パリの空の下」のBGMが流れるなかで懇親パーテイの余興もはじまりました。
（日本では山口百恵さん赤いシリーズでお馴染みのパリのおばさま岸惠子さんが登場する際に流れるあの曲です♪）

続いて日本とフランスの文化交流は大正琴演奏でも続きます。

ご当地生まれ名古屋発祥の大正琴もフランスの方々にご紹介され、私たち澄音会はまさに桜満開の絶好のタイミングで調印式を迎えた日にピッタリの「さくらさくら」や「荒城の月」など日本の伝統的な曲を大正琴の生演奏でお祝いさせて頂きました。
最後はアンコールまで頂いてしまい、この日のためにフランスの曲も準備していたので、大正琴ｄｅフレンチポップスを披露させて頂きました。
日本の伝統的な音色で軽快なフレンチポップスにのせたコラボ演奏に会場の皆さんも盛り上がっていただけました。
海外の方にも名古屋生まれの大正琴を知って頂く良い機会になったようです。
またパリの理事長さんは着物と袴姿の衣装に「袴はどんなときに着るのですか？」とたずねられ、「セレモニーや演奏会など特別な日に着ます」とお応えすると「伝統的なものなのですね」と日本の衣装にも大変興味を持たれていました。

いまパリでは日本ブームらしく、日本の衣・食・住・音楽・文化などにも注目されているようです。
円頓寺商店街でも、毎年夏には「七夕まつり」秋には「パリ祭」もおこなわれています。
また音楽を通して楽しい文化交流がさせて頂けると嬉しいです。この度はお祝いの席にお招き頂きありがとうございました。