2009/02/03　ものづくり文化の館にて大正琴を体験して頂きました！

２００７年２月３日（土）見て・触れて・体験して・・をテーマに開催された【ものづくり文化の館】匠の祭典！会場となった名古屋栄のナディアパークには、知る人ぞ知る名古屋職人さんが集まり巧みの技を披露。名古屋生まれの大正琴を製造するナルダンは、昔懐かしいレトロ大正琴の展示やワークショップを開催しました。

名古屋ＪＲツインタワーをはじめ、最近ではトヨタミッドランドスクエアなど、都市開発が進む名古屋駅から西側周辺（名古屋市西区）は、そもそも城下町

の時代から手工業が盛んで、立地から豊田自働織布（現トヨタ産業記念館）やノリタケ食器などが創業され、現在でも名古屋を代表する大正琴をはじめ、友禅や扇子や革職人など伝統的な”ものづくり”が行われている地域なんです。
今回はその名古屋の伝統文化に携わる皆さんや円頓寺界隈のクリエーターの皆さんとのコラボイベントに参加させて頂きました。

まず、ナルダン大正琴を展示ブースにてご紹介。レトロ大正琴と並ぶ現行のラインナップ大正琴に興味を持たれたお客様も多く、大正琴のしくみなどについても詳しくご説明させて頂きました。
つづいて、特設ステージでは大正琴の実演ステージ、澄音会のメンバーが演奏を披露しました。大正琴特有のトレモロ奏法による日本の名曲やナルダン九弦大正琴を駆使して奏でる邦楽演奏が吹き抜けの会場に響きわたり伝統的な音色に大きな拍手が沸いていました。

そしてワークショップブースでは実際に大正琴を体験してもらいました。簡単な手ほどきを伝授したあと、早速”たのしいひなまつり”の課題曲に挑戦していただきました。小さいお子さまからおじいちゃんおばあちゃんまで、百聞は一見に如かず・・・見て・聴いて・触れて大正琴を手軽に楽しんで頂きました。

「ものづくり文化の館」イベントでは、名古屋友禅の絵付け体験やトヨタ技術会館のミニロボットキーホールダー作りなど様々な体験が一日楽しめ、名古屋文化を身近に感じることができましたが、他にもまだまだ知らない文化がたくさんあるようです。みそかつ、きしめん・・名古屋は食文化だけじゃない、大正琴に伝統工芸など物作り文化のほか、名古屋文化はまだまだ奥が深い！！

伝統ある音色を奏でる大正琴製造発売元
株式会社ナルダン楽器
〒451-0041名古屋市西区幅下1-5-12
TEL（052）571-8882　FAX（052）533-2356
e-mail：info@nardan.co.jp
第３土／日・祝日休　営業時間／AM9:00～PM5:00