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2012年11月17日(土) 「幅下小学校開校140周年記念祝賀会・大正琴記念演奏」
平成24年11月17日(土)ホテルウエスティンナゴヤキャッスルにて開催されました「幅下小学校開校140周年記念祝賀会」にお招き頂きまして大正琴記念演奏をご披露させて頂きました。

幅下小学校は名古屋市内の中でも歴史ある小学校のひとつで、澄音会メンバーの中にも三世代にわたって卒業生がいる程お世話になった縁のある小学校です。
この度の記念式典にあたっては1年以上も前から記念演奏のご依頼を頂き、待ち遠しい気持ちで大正琴をご披露できる日を楽しみにしていました。

会場ホテルは名古屋城がすぐお隣という絶景の場所にあり、ロビーには速くもクリスマスデコレーションがされていました。また当日は祝賀パーティや結婚式なども多く、ウエディングドレス姿の花嫁さんも何組かいらっしゃってホテル中が華やかな雰囲気でした。

さて、澄音会は舞台設営のため3時間前に会場入り。ガラス越しには名古屋城が目の前に見えるロケーションの中、祝賀会が始まる前に舞台セッティングや音合わせなどリハーサルを行いました。
会場には続々と皆さんがお集まりになり、総勢300名程の方々が参加をされた盛大な祝賀会が始まりました。
澄音会の大正琴記念演奏は祝賀会の中盤頃にお披露目となっていました。

午後7時、いよいよ大正琴記念演奏会の始まりです!司会者の方にご紹介頂き、大きな拍手でお迎え頂きました。
今回、澄音会ではおめでたい祝賀会に合わせ衣装も着物と袴姿の正装で登場させて頂きました。
まず最初に、お祝いの席にふさわしい一曲を披露。家内安全・五穀豊穣を願う古くは奉納演奏もされたことのある、祝い唄「かっぽれ」をアコースティックな生の音色で軽快なテンポにのせてお届けしました。

続いては、祝賀会での演奏をご依頼頂いた一年前から、ぜひにとリクエストを頂いていました「昴」を演奏させて頂きました。実はこの曲をリクエストされた実行委員長さんが急逝され追悼の一曲にもなりました。壮大なスケール感をトレモロで表現した曲に会場の方もしばらく聴き入っておられました。
そして澄音会、大正琴記念演奏の最後は「幅下小学校校歌」演奏です。
140年の歴史のなかで50年程前に新しく作曲されたという現在の校歌ですが、60歳代以上の卒業生の方々にもお子さんやお孫さんの校歌として慣れ親しまれている校歌ということもあり、何だか皆さん懐かしそうにしていらっしゃいました。

はじめに大正琴の伴奏で校歌をお聴き頂き、続いて2番から皆さん一緒に校歌を大合唱!
時代が変わっても不思議に校歌は忘れることなく、誰もが伴奏にあわせて元気良く合唱される姿は懐かしい小学校時代を思い出されているようでした。全員で校歌合唱の後は会場中で自然に拍手がわきました。
演奏後には「大正琴で素敵な記念演奏をありがとうございます」とご参加者の皆さまより嬉しいお声もたくさん頂きました。

幅下小学校は140年周年記念を機に、今後10年以内には三校合併になる予定のため、最後の周年記念祝賀会になるようです。この歴史ある開校記念祝賀会にお招き頂き大正琴をご披露させて頂くことができ、誠にありがとうございました。
今後も益々のご発展を心より祈念致しております。ありがとうございました。

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