ノリタケの森ライブステージではクラッシックやジャズのコンサートなど様々なジャンルのコンサートが開かれており、 そんなノリタケの森での大正琴ライブを、毎年メンバーも楽しみにしています。

午後１時３０分よりスタートした第１ステージ。
満員御礼の客席から大きな拍手で迎えていただき「年に１回の大正琴ライブを楽しみにして来たわよ」とお顔馴染みのお客様も最前列でスタンバイしてお待ちいただき嬉しい限りです。

 

まず１曲目は大正琴とサックスによるはじめてのコラボレーション。
昭和歌謡にムードあるサックスの音色で艶っぽさを演出。
続いては、屋形船の中ではよく演奏されたといわれる端唄を一曲披露しました。

テンポの良いリズムに会場からは手拍子も聞こえてきました。

三曲大正琴の生の音色を聴いて頂いたところで、今度は会場の皆さんと一緒にお楽しみ・・簡単なクイズにも挑戦して頂きました。澄音キッズたちがクイズを出題！

「大正琴は名古屋生まれの楽器ですが、では名古屋名物はな〜に？」

観光バスで県外から訪れるお客様も多いノリタケの森・・名古屋をネタしたクイズにあちらこちらから「ういろ、きしめん、手羽先・・」と手が挙がり解答が続出！

 

正解者のかたには、澄音会オリジナル日本手ぬぐいをプレゼントさせてもらいました。お客様もキッズから手渡される手ぬぐいを嬉しそうに受け取ってくれました。

会場の皆さんと和気あいあいとしたところで、お次はガラリと雰囲気を変えて、大正琴と二胡と唄によるコラボレーションステージ。哀愁漂う音色を屋形船で聴いたら、水辺の旅の雰囲気も味わってもらえるような”蘇州夜曲”をお届けしました。
いつもはインストロメンタルでお聴き頂く曲も唄の演出で華やかになりました。

 

第１ステージ最後は、会場の皆さんにも一緒に唄で盛り上げて頂いた”まつの木小唄”　「まつのきばかりが、まつじゃない〜」とお座敷の定番曲ともいえる小唄を手拍子に合わせて大合唱。すっかり船遊び気分で盛り上がってきました。

皆さんと賑やかにお届けした第１ステージ！
終了後には、何と嬉しいアンコールまでいただき会場のリクエストにお応えして異例の再演奏♪皆さんと一緒にアットホームな雰囲気のライブステージでした。

これも毎年ノリタケの森へ応援に来てくださる、澄音ファンのみなさまのおかげですね。

午後３時からスタートした第２ステージ！第１・２ステージ共に客席には満員のお客様を迎え、中には今日２回目ステージもご覧頂いた方もいらっしゃった程・・「また見に来ちゃったわ」と本当にありがとうございます。

さて、ノリタケの森ライブでは、すっかりお馴染みとなった二胡奏者の”熊さん”こと熊澤幸一さんをゲストに迎え大正琴と二胡によるコラボレーションを中心にお届けしました。

壮大なスケール感のある、自然をテーマにした”山河”の演奏は、大正琴の流れる様なトレモロの澄み切った音色を包み込む二胡の響きは、壮大な風景がまるで目の前に浮かんでくるような心地良さを会場いっぱいに広ろげ、皆さんを魅了していました。

 

そして、このステージのメインを飾るのは、ちょうど一週間前に開催された「全国子ども大正琴コンクール」に３年連続出場した”澄音キッズ”の三人組。コンクールでも披露した邦楽曲長唄より”娘道成寺”をお披露目しました。

九弦大正琴を使って、返し弾きの早弾き奏法が聴かせどころで、間の取り方などは三人の息が合わなければ難しいのですが、表現力豊かに一糸乱れることのない演奏に会場から大きな拍手を頂きました。

「本当にキッズの成長は著しくて、毎年楽しみです」「年々大きくなっていかれる姿に驚きますよ」と地元ノリタケの森ならでは、毎年必ず足を運んでくださる皆さんに温かく見守られながらの応援も嬉しいです。

バラエティ豊かな選曲とアコースティックな音色、二胡やサックスのコラボレーションなど「ノリタケの森ライブステージでは回を重ねるごとに見どころも益して楽しい！また来年も楽しみにしているね！」とお声を掛けて頂いたお客様、ありがとうございます。

終始アットホームな雰囲気でお届けすることができた「ノリタケの森SUMINE大正琴ライブ」では、お客様との距離も近く、回を重ねお顔馴染みのお客様とは気軽にお声を交わすこともでき、いつも出演者一同楽しくライブをさせて頂いています。
世代も様々なメンバー達ですが、大正琴を通して楽しくお客様との世代交流も結びながら、毎年クオリティアップした楽しい演出で大正琴の音色をお届けできればと思っています。

ご来場頂きました皆さま、また来年もお会いできることを楽しみにしています。

残暑の中、また遠方よりご来場頂きました皆さま、ありがとうございました。
出演者の皆さん、ご協力頂いた皆さん、お疲れさまでした！